BCP策定の流れ

BCP策定の基本手順

BCP策定の流れ
  • ステップ1
    基本方針の決定

    BCP策定によって何を守るべきなのかについて、理念や方針、目標を設定する。(例:本医療機関においては人命を最大限に優先し、寸断なく医療提供を行うこと、等)

  • ステップ2
    現状の把握と被害の想定

    現在の組織体制、指示連絡系統、業務フローに、どのような脆弱性があるか。想定されるリスク(自然災害、感染症の蔓延、機器のトラブル、等)とそれによる影響を考える。

  • ステップ3
    影響レベルの分析と優先順位の決定

    それぞれのリスクに対して複数の指標(例:リスクの発生頻度、深刻度、最大許容停止時間、業務難易度、等)により、影響レベルを分析し、優先業務順位を決定する。

  • ステップ4
    行動計画の作成

    優先業務から順に復旧させるために、目標復旧時間を定め、体制を考え、実現可能な具体的行動計画を作成する。

  • ステップ5
    テストと改善

    状況を想定し、テストをする。テストによって新たに分かった新たな問題や改善点をリストアップし、解決に向けて検討する。

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