遺品整理
亡くなった方の自宅には、家財道具、写真や賞状、思い出の品、趣味の物等が沢山残されています。もちろんそれだけではなく、重要書類や日常生活で捨てていないゴミ等も混ざって残されています。ご遺族様が整理できれば良いのですが、時間も労力も、そして精神的にも辛くてなかなかできないという場合が多いです。一緒に住んでいたのでしたら問題はないかもしれませんが、別居の場合や望まない亡くなり方をされた場合等では、家の状況は悲惨なものになっていることが多いです。
▲家の状況(実際の現場)
そういった場合に、遺品整理を依頼されるケースがあります。実際にこの中から遺言書や土地の権利書等が見つかったりすることもあるので慎重な作業が必要です。
さて本件では、雨戸が開かないため日中でも真っ暗で換気もできず、大変な真夏の日の作業でした。写真では明るく見えますが、これはフラッシュの影響です。足場に散乱しているゴミや紙も元からの状態で、懐中電灯で周辺を照らしながら作業をしています。
▲貴重品の分別
生活ゴミや衣類に埋もれているバッグや財布を見つけて中身を確認し、現金があった場合は別に保存します。空き箱も1つ1つ中身を確認します。
各部屋で発見した貴重品や現金は全て保存され適切に引き渡しされます。本件では他に、室内から重要書類が発見され、適切に引き渡されました。
▲遺品整理後
急な出来事である場合が多いため、遺族の方も慌ただしく対応しなければなりません。対応を誤ると重要な書類を見逃したり余計な出費が生じてしまいます。
ご遺族様に対しては遺品整理と関連して、相続人調査や関係図の作成、亡くなった方の土地や家を売却するために必要な手続き等も行政書士浜松総合事務所であれば一括して受け付けることができるため、複数の業者にあれこれ依頼して管理する必要もなく安心です。
被相続人になる方に対しても生前整理という面で、遺言作成や遺言執行人も一括して受け付けることができるため、ぜひご相談いただければと思います。